去る5月20日、イベントを立ててくれた方々と見学会&説明会をしました。
行先は、
「お蔵」今改修工事をしている現場です。
このお蔵、お客さんのお話によると、最低70年は建っているとの事でした。
約45年位前に改修工事をしたそうで、今回で、2回目らしいです。
このような改修工事に携われた事、大工として、とてもいい経験をさせて頂きました。
大工の技術が、随所に使われていて、関心させられる事ばかりでした。
大工をしていて、お蔵の改修工事に携われるなんて、まず無い事だと思います。
色々と、分析すると、土壁の厚みも20cmはあり、中にに入ると、ひんやりしますね。
そこのお宅は、一年間のお米を、お蔵の中で、保存しているそうで、虫もわきにくいらしいです。
先人の知恵が結集された、建物は、やはり、日本の風土に合った建て方、調湿効果などを考慮した、
家造りされています。なかなか、伝わらない所、誤解されている所、多々あると思いますが、
諦めずに、コツコツと、お伝え出来れば、僕の考える、最高のエコ住宅解って頂けるかな!
自然と共存でき、技術も継承して行けるそんな、
住宅が造りたいですね(笑)
お昼頃から、お蔵の見学会に行かれる方々に自宅に集まって頂き、
伝統工法の、外壁の鎧張りの貼り方、なぜ鎧張りにしたか、
板の使い方、木の癖などの基礎知識を、聞いて頂きました。
やはり現場に着くと皆さん、興味深々といろんな事を質問され、実際にそのものを見る事で、
技術、やり方、考え方など、興味深く、聞かれていかれました。
ちょうど、お客さんが見えて、本宅の中も見せて頂ける事が出来関心されていました。
喜んで頂ける姿を見る事が出来ました事が、大工として本当に嬉しい限りです。
唐傘天井
堀天井
伝統工法、技法もっと残して行きたいです!!
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